日本大使館・領事館のない国でパスポートを紛失したら!?

スポンサードリンク
lost-passport

渡航先でパスポートを紛失した場合、一般的には、その国の日本大使館・(総)領事館に行き、パスポートの再発行、あるいは帰国のための渡航書を発行してもらうことになります。

渡航先でパスポートを紛失した場合の一般的な手続きの手順については、別記事で詳述します。

今回の記事では、日本大使館・領事館のない国でパスポートを紛失した場合の対応について、詳しくご紹介します。日本人旅行者にも人気のエリアも一部に含まれますので、ぜひ一度目を通しておいてください。

大使館・領事館のない国・地域でパスポートを紛失したら!?

その国・地域を兼轄する大使館・領事館から職員を派遣してもらう

日本大使館・領事館がない国・地域に関しては、近隣国の日本大使館・領事館がその国・地域の大使館業務を兼轄しています。そのため、まずは兼轄する大使館・領事館に連絡しましょう。あなたがいる国・地域まで、大使館・領事館の職員が来てくれます。但し、その際の渡航費は実費負担する必要があります。海外旅行保険に加入しておけば、基本的にはカバーされるでしょう。

警察や特定の組織に帰国のための書類を発行してもらう

日本が大使館・領事館を置いていない一部の国・地域では、日本人がパスポートを紛失した際に、警察や特定の組織が帰国のための書類を発行してくれる場合があります。たとえば、台湾(中華民国)でパスポートを紛失した場合は、(財)交流協会が書類を発行してくれます。ニューカレドニア(仏領)では、最寄りの警察署で書類を発行してくれます。

スポンサードリンク

日本と国交のない国でパスポートを紛失した場合は!?

日本と国交のない国としては、「台湾」「北朝鮮」「パレスチナ」「ニウエ」が挙げられます。

日本は台湾とは友好的な関係にありますが、中国への配慮もあり、国交は結んでいません。しかし、前述の通り台湾では(財)交流協会が、穀区のための渡航書を発行してくれますので安心です。

ニウエは、南太平洋の島国です。日本との国交はありませんが、ニュージーランドとの結び付きが非常に強い国で、パスポート紛失などの場合の対応も、在ニュージーランド日本大使館が対応します。

さて、厄介なのは「北朝鮮」と「パレスチナ」です。

北朝鮮は日本との国交がなく、外務省のWEBサイトには下記の記載があります。不測の事態を回避するためにも、北朝鮮への渡航は避けるべきでしょう。2011年にサッカーW杯予選が北朝鮮・平壌で開催された際には、選手・関係者・サポーターなど数百名の日本人が北朝鮮に渡航したことから、不測の事態に備え外務省職員も現地に同行しました。

日本と北朝鮮との間には国交がなく、北朝鮮には日本の在外公館等の日本政府の機関がありませんので、北朝鮮において事件・事故等何らかのトラブルに巻き込まれた場合でも、通常行われている邦人援護活動を行うことは極めて困難です。例えば、旅券(パスポート)紛失時の再発給を含め、通常行われている邦人援護活動を十分に行うことができません。(外務省 海外安全ホームページ

パレスチナも日本との国交がありませんが、パレスチナ側に在ラマッラ領事事務所(対パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表事務所)がありますので、そこに連絡を取り対応してもらうことになります。頻繁に紛争が起こる地域ですので、不要の渡航は避けましょう。場合によっては、スムーズな退避ができない可能性もあります。

まとめ

日本人に人気の渡航先の多くは、日本と国交があり、在外公館もありますので心配不要です。しかし、国交のない国や、大使館・領事館のない国・地域に行く場合は、事前に不測の事態に備えた対応を検討しておきましょう。

Top photo by thepassportoffice.com

スポンサードリンク

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る